デザインアイデンティティー
こんにちは。
adoria companyを設立して今月で13年を超えました!早いものです。
このタイミングに自分のデザインアイデンティティーについて語りたいと思います。
私は、幼少の頃から就職するまでの間、母と母方の叔母達の間で過ごしました。
生活の事、食事の事、衣類の事、大きくは「暮らしの事」などの「会話やその行動」をよく見聞きして育ちました。
現在はここが「基盤」となって、デザインしていると最近になって気付きました。
同年代の友達は沢山いましたが、大人と会話したり、教えてもらう事が好きでよく旅行にも連れて行ってもらった記憶があります。
高校生になって、美術の他に何やらデザインという学問?のジャンルがある事を知って兎に角吸収のため図書館に通い詰めました。
その頃のクラスメイトはバイクをバイトで稼いで購入したり、早速デコレーションしたりしていました。大学生になれば、友達の多くは車に関心を抱き、カー雑誌やバイク雑誌を開いては何を買う、どこどこの道路で見たなどの話しで沸いていました。私は全く興味がなく、百貨店のキッチン用品や家具、生活用品系の商品を見たり、ヤマギワという照明器具の百貨店など行って生活に関わる商品をしっかり見てた楽しんでいた記憶があります。そんな中から、デザインはビジネスにとって必要な手段なんだと悟りました。
よく男子が好きだった車や玩具から大人になって自動車メーカーやガジェットメーカーに就く事はよくあります。デザイン事務所として独立してそのようなジャンルをされている方もいます。私は冒頭の説明でもあるように、生活用品、家具、家電、雑貨などの「生活に関わる用品」のデザインジャンルをそのような流れから自然に行うようになりました。
いろいろな商品が販売される中、自分のデザイン的思考をしっかり持ち、Twitterでは批評もしています。
それを語れないデザイナーは仕事をしている本当のデザイナーではないと思っています。
…これも自分が育った女系家族からの伝統でしょう(笑)。
※挿絵写真:コスメメーカーに提案したワンカット
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