2023年度の嵯峨美の実習
新年度になりました。
2023年度も嵯峨美術大学、デザイン科生活プロダクト領域の2年前期実習授業を受け持ちます。もう8年か9年経つのですが、卒業した生徒たちも年々増えていくので、彼らも社会に出て頑張っているのか、近況も知りたいと思っています。
私が設計した授業は、学校側がもともと定めている指導の要点があるのですが、それでは足らないポイントが多く、3年生では就活、4年で卒制と忙しく、基本スキルを補う実習は2年生までとなります。
そこで、デザインと立体表現だけではなく、「伝える力」、「わかりやすさ」、「発想力」、「視覚的総合力」をプラスして授業に組み込んでいます。これは、本人たちは課題を通して自然に身につくようにしているのですが、わかるように意識的にアナウンスしている部分もあります。学生それぞれに得意不得意があり、そのバランス調整も講師の課題でしょう。
今期は課題の一部も刷新したので、産学連携もどうなるか私も良い指導を心掛けたいと思います。
ちなみに、京都嵯峨はもう外国人観光客が結構戻ってきています。
※私のデザインワークについては
【About > デザイン事業】をご覧ください。