「商品のブランディングやデザインツールを活かした効果的な商品展開について」セミナー
毎年恒例の「ニッポン全国物産展」。
イメージで言うと、百貨店の催事でよくある地域の食とモノが揃う物産展と近いです。
この物産展は特定の地域ではなく、
広い地域の熱い「食とモノ」を直販してその良さを知ってもらうイベントです。
バイヤーの方も多く参加され、
ここから広い取引の可能性も望めるので長く続いているそうです。
大阪地域からは「大阪商工会連合会」さんが音頭を取られ、
9月3日 マイドームおおさかで説明会を開催しました。
私は、大阪府よろず支援拠点 のデザイン担当という事で、
販路開拓支援セミナーをデザイン視点から行いました。
タイトルはちょっと長く(予め決められていまして)、
「商品のブランディングやデザインツールを活かした効果的な商品展開について」
事業者の強みを活かした効果的な販路開拓やデザイン課題の解決等について解説します。
という長いサブ解説も入っています。
自社商品を一生懸命開発して、良いモノができた!と各事業者の方々は思います。
しかし、それに合った「外身」がないと、「顧客」に良さが伝わりませんよという内容。
「外身」でどう伝えるか、要点は、優先順位は…というようにデザインする必要があります。
良いモノだから顧客は分かってくれる…というのは直接説明できる環境のみです。
いづれ商品は独り歩きしますので、商品の容器やパッケージなどが
直接説明できる人の代用にならなくてはなりません。
そのような考え方と、デザイナーでなくてもできる要点を解説しました。
結局60分では説明しきれずでしたが、
その続きは直接ご相談して頂く時にフォローいたします。という事で無事終えました。
このセミナーで少しでもデザインへの理解が向上している事を期待します。
出展者の皆さん、頑張って!
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